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災害時の性暴力について

まず、このたびの今回の地震でお亡くなりになられたみなさまのご冥福、そして被災された方々と安全と生活の確保を心よりお祈りしております。
そして、私たちがこれまで知り得た知識に基づいて、災害時の性暴力についての情報提供を行い、防止と対策に向けて取り組みたいと考えてます。

2002年にWHOは「災害での性差と健康」という報告書の中で次のように述べています。「災害時では、性差が多様なレベルで表れました。危険にさらされる時、危険を察知する時、防災時、対応時、身体的影響を受けた時、精神的打撃を受けた時、回復そして復興時と、すべての過程を通して見えました」

たとえば、カリフォルニア州サンタクルーズ群で起こったローマ・プリエータ地震の後、性暴力は300%の割合で増加しました。1980年のセント・ヘレンズ山(アメリカ・ワシントン州)の噴火の後は、DV通報が46%増加しました。南アジアでの津波では、亡くなった女性は男性より多く、女性の方がDVと家庭外での性暴力の被害により多くあっています。また、適切な医療対応を受けられず、経済困難に陥ったのは、男性より女性の方が多くいました。(被災地における性暴力~防止と対応のためのマニュアル~ルイジアナ州反性暴力財団&全米性暴力情報センター出版)

日本の被災者の辛抱強さは世界からも称賛されており、日本ではこのような性暴力が起こらないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、東北の被災地では物資の供給不足により、略奪も起こり始めています。また、被災にあうのは善良な市民だけではありません。DV加害者、性暴力加害者もいます。そして、阪神淡路大地震の時は火事場泥棒のために他県から入る人も多かったとのことです。

災害時では、警察官は行方不明者の捜索や被害住民の救助で忙しく、支援を期待できません。私たちは、性暴力被害者を支援するためにネットワークをつくり、対応していきたいと考えています。

私たちの願いは、このような過酷な状況の中でも復興が始まった時にも一人の性暴力被害者も出さないことです。そのためのブログ運営であることをご理解いただければと思います。
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プロフィール

SANEjun

Author:SANEjun
2007年SANE(性暴力被害者支援看護師)研修終了。2008年エセナ5女性への性暴力防止のための5回連続講座医療担当。性暴力被害者支援のための活動を行っています

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