3月11日
一年間はあっという間でした。
被災地に行った時、支援物質の協力を呼びかけた時、安全啓発カードをつくった時、車両提供の働きかけ、提言書を提出した時、多くの人たちとの大切な出会い、そして力に支えられ、災害時の性暴力・DVネットワークでは自分たちにできる形での支援活動を続けることができました。
被災者の方、被災者でありながら支援を続けている方、被災地以外から多くの応援をしている方、多くの素晴らしい人たちとの出会いを通して、危機に立ち上がる時の強さ、人を思いやる優しさ、性暴力・DVを許さないという熱い思い、苦しみを分かち合い共に乗り越えていきたいというつながる心を学びました。
14時46分。
亡くなった方々に祈りをささげ、多くのことを失った人たちの心が少しでも安んじられるよう願い、一日も早い復興と自宅たちにできる支援をこれからも継続していくことを誓いました。
ご協力いただいたみなさまにも、御礼申し上げます。
被災地に行った時、支援物質の協力を呼びかけた時、安全啓発カードをつくった時、車両提供の働きかけ、提言書を提出した時、多くの人たちとの大切な出会い、そして力に支えられ、災害時の性暴力・DVネットワークでは自分たちにできる形での支援活動を続けることができました。
被災者の方、被災者でありながら支援を続けている方、被災地以外から多くの応援をしている方、多くの素晴らしい人たちとの出会いを通して、危機に立ち上がる時の強さ、人を思いやる優しさ、性暴力・DVを許さないという熱い思い、苦しみを分かち合い共に乗り越えていきたいというつながる心を学びました。
14時46分。
亡くなった方々に祈りをささげ、多くのことを失った人たちの心が少しでも安んじられるよう願い、一日も早い復興と自宅たちにできる支援をこれからも継続していくことを誓いました。
ご協力いただいたみなさまにも、御礼申し上げます。
毎日新聞に取り上げていただきました
3月1日の毎日新聞の記事に、災害時の性暴力・DV防止ネットワークでの調査結果を取り上げていただきました。
この記事を読んで、わたしが驚いたのは避難所で性的被害を受けるケースが公然の秘密となり、自治体職員が「なんとなく分かっているけど、悲鳴が出ず被害の届け出もないので男女の営みに口出しできないんです」と言い、被害届がだされず、加害者男性が避難所で暮らし続けたということである。
どうなってんの!?
おかしいと思うこちらがおかしいのかと思うほどの価値観の逆転ぶり。顔見知りの文化では、声を出した方が「あんたさえ黙っていれば何もない」という圧力を受けると聞いたことがあるけれど、本当にそうなの!?
安全な環境で安心して暮らすという前提はどうなるの。
これを読んで、私たちが把握した半年間に女性に起った暴力が14件という少ない数なのにも納得がいった。抵抗の言葉さえ発せられない環境では決して声を上げられない。
加害者の行動が許されている。誰からも制止されず罰せられない状況では、被害者が増えるだけだ。変えていかなければならない。声を受け止められる社会にしたい。
東日本大震災:暮らしどうなる? 避難所、仮設での暴力防げ
◇女性、子どもに被害多く 支援団体、対策作りへ実態調査
http://mainichi.jp/select/weathernews/archive/news/2012/03/01/20120301ddm013040021000c.html
東日本大震災に関連して起きた女性や子どもたちへの暴力や性暴力が、相談支援を続けてきた団体によって少しずつ明らかになっている。支援団体は被害実態をまとめ避難所の運営指針や仮設住宅入居後の訪問支援などに生かそうと、情報を集めている。【稲田佳代】
全国女性相談研究会(東京都豊島区)は、被災地や首都圏の避難所などで女性の相談を受けてきた。会のメンバーで、ふだんは配偶者間暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)被害者の支援などに取り組む吉祥(よしざき)真佐緒さん(42)は、数々の被害を見聞きした。
福島県内のある避難所では、夜間に30〜60代の女性が襲われ性的被害を受ける事件が3件起きていたという。若い女性から「私も襲われるかもしれない。怖い」と打ち明けられ知った。気配や物音で、3人が被害にあったことは避難所の公然の秘密のようになっていた。
加害者は同じ避難所の中年の男とみられ、周囲も感づいていた。男は深酒をして酔っていることが多かった。吉祥さんは、夜間常駐する自治体職員に相談したが東日本大震災に関連して起きた女性や子どもたちへの暴力や性暴力が、相談支援を続けてきた団体によって少しずつ明らかになっている。支援団体は被害実態をまとめ避難所の運営指針や仮設住宅入居後の訪問支援などに生かそうと、情報を集めている。【稲田佳代】
全国女性相談研究会(東京都豊島区)は、被災地や首都圏の避難所などで女性の相談を受けてきた。会のメンバーで、ふだんは配偶者間暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)被害者の支援などに取り組む吉祥(よしざき)真佐緒さん(42)は、数々の被害を見聞きした。
福島県内のある避難所では、夜間に30〜60代の女性が襲われ性的被害を受ける事件が3件起きていたという。若い女性から「私も襲われるかもしれない。怖い」と打ち明けられ知った。気配や物音で、3人が被害にあったことは避難所の公然の秘密のようになっていた。
加害者は同じ避難所の中年の男とみられ、周囲も感づいていた。男は深酒をして酔っていることが多かった。吉祥さんは、夜間常駐する自治体職員に相談したが「なんとなく分かっているけど、悲鳴が出ず被害の届け出もないので男女の営みに口出しできないんです」と言われた。
その後に襲われた別の中年女性は「やめて」と大声を上げたため、110番通報で警察が来た。しかし女性は「この年で襲われたなんて恥ずかしい。家族に迷惑がかかる」と被害届を出さず、警察の事情聴取から帰ってきた男は、同じ避難所で暮らし続けた。解決策が見いだせず、吉祥さんが男に直接抗議したところ、男は当てつけのようにズボンを脱ぎ下半身を見せた。
女性たちが声を上げないことについて、吉祥さんは「被害者や加害者、警察官、自治体職員らが全員顔見知りの中で、丸く収めたいという思いが働くのかもしれない」と推測する。
酒に酔った男性同士が避難所でケンカしているのも目撃した。避難者の女性に尋ねると「毎日です」。暴力を見せることも虐待の一種だ。ケンカの様子を子どもも見ていた。
女児からは、トイレに男性がついてくる、更衣室をのぞかれる、ひわいな言葉をかけられるなどの訴えが多かった。ボランティアの男性から「チューして」と迫られた子もいる。
× ×
昨夏までに多くの被災者が仮設住宅に移った。全国女性相談研究会が仮設住宅を巡回するようになると、10月ごろから相談内容にDVが目立ってきた。「女性相談」と掲げると人目を気にして相談できない人もいるため、「女性限定のハンドマッサージ」と呼び込み、女性たちの声に耳を傾けている。
吉祥さんが仮設住宅に着いた途端、一室から「てめえこのやろう!」という怒鳴り声と大きな音がしたこともあった。妻が暴力を振るわれているらしく、その家の子どもはおどおどしていたという。
被災地には、暴力を生みやすい環境要因が増えた。大切な人や仕事を失った喪失感からのアルコールやギャンブルへの依存、夫婦が一日中顔を突き合わせていなければならない狭い仮設住宅、放射能の問題と子育てに対する夫婦の認識の相違、義理の親との望まない同居……。
吉祥さんによると特に多いのは、震災で失業した夫が義援金や東京電力の賠償金の使い道を勝手に決めてしまうケース。妻が注意すると逆上し、暴れる。生活費を使い込んで渡さないことも経済的なDVに当たる。だが妻のほうが「仕方がない」と我慢したり、「あなたがしっかりしなきゃ」と周囲から励まされることが多いという。
吉祥さんは女性に、頼れる相談先を1カ所は確保しておくことを勧める。誰かに話せば、「何か分からないけれど生きづらさを感じている女性が、『これはDVかもしれない』と気がつく第一歩になる」からだ。
× ×
これまで、大震災に関連した女性と子どもへの暴力について、公的な調査は行われていない。
性暴力問題などに取り組む被害者や看護師らでつくる「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」は、震災から半年間に、被災3県で少なくとも14件の暴力被害を把握している。報道や被災地の医療関係者からの情報、メンバーが見聞きした情報をまとめた。
地震による停電中に部屋へ侵入してきた男に女性が襲われた事件や、中学校に寝泊まりしていた女性ボランティアが襲われた事件など強姦(ごうかん)・強姦未遂が4件、強制わいせつが4件、DV2件などだ。DVの1件は、宮城県石巻市の仮設住宅で起きた。男が酒に酔った内縁の妻の顔を殴り、両手両足を縛って頭に布団をかぶせて死亡させたとして逮捕致死罪で起訴された。
代表の山本潤さんは「平時でもDVや性暴力の被害は訴えにくい。災害時はなおさら沈黙してしまう。被災者から『東北は男尊女卑の文化が根強いから仕方がない』と、あきらめにも似た言葉も聞いた。地域性に配慮した実態把握や支援をしたり、ふだんから暴力防止教育を行ったりすることが必要」と訴える。
被災地の女性支援に取り組む団体でつくる「東日本大震災女性支援ネットワーク」は3月末まで、被害情報をアンケートで集めている。隠れた被害実態をまとめ、現在、国や地域で策定が進む防災計画や復興計画に反映させようとする取り組みだ。信頼できるデータがあれば、女性が暮らしやすい避難所作りや、他人の目が届かない仮設住宅の支援などの必要性を、行政や市民に納得してもらいやすくなる。
「被害者本人か、直接被害者から話を聞いた人」の協力を呼び掛けている。情報を提供できる人は同ネットワーク調査チーム(電話03・3830・5285)まで。周囲に知られたくない人には郵送方法などを配慮する。
東日本大震災に関連して起きた女性や子どもたちへの暴力や性暴力が、相談支援を続けてきた団体によって少しずつ明らかになっている。支援団体は被害実態をまとめ避難所の運営指針や仮設住宅入居後の訪問支援などに生かそうと、情報を集めている。【稲田佳代】
全国女性相談研究会(東京都豊島区)は、被災地や首都圏の避難所などで女性の相談を受けてきた。会のメンバーで、ふだんは配偶者間暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)被害者の支援などに取り組む吉祥(よしざき)真佐緒さん(42)は、数々の被害を見聞きした。
福島県内のある避難所では、夜間に30〜60代の女性が襲われ性的被害を受ける事件が3件起きていたという。若い女性から「私も襲われるかもしれない。怖い」と打ち明けられ知った。気配や物音で、3人が被害にあったことは避難所の公然の秘密のようになっていた。
加害者は同じ避難所の中年の男とみられ、周囲も感づいていた。男は深酒をして酔っていることが多かった。吉祥さんは、夜間常駐する自治体職員に相談したが「なんとなく分かっているけど、悲鳴が出ず被害の届け出もないので男女の営みに口出しできないんです」と言われた。
その後に襲われた別の中年女性は「やめて」と大声を上げたため、110番通報で警察が来た。しかし女性は「この年で襲われたなんて恥ずかしい。家族に迷惑がかかる」と被害届を出さず、警察の事情聴取から帰ってきた男は、同じ避難所で暮らし続けた。解決策が見いだせず、吉祥さんが男に直接抗議したところ、男は当てつけのようにズボンを脱ぎ下半身を見せた。
女性たちが声を上げないことについて、吉祥さんは「被害者や加害者、警察官、自治体職員らが全員顔見知りの中で、丸く収めたいという思いが働くのかもしれない」と推測する。
酒に酔った男性同士が避難所でケンカしているのも目撃した。避難者の女性に尋ねると「毎日です」。暴力を見せることも虐待の一種だ。ケンカの様子を子どもも見ていた。
女児からは、トイレに男性がついてくる、更衣室をのぞかれる、ひわいな言葉をかけられるなどの訴えが多かった。ボランティアの男性から「チューして」と迫られた子もいる。
× ×
昨夏までに多くの被災者が仮設住宅に移った。全国女性相談研究会が仮設住宅を巡回するようになると、10月ごろから相談内容にDVが目立ってきた。「女性相談」と掲げると人目を気にして相談できない人もいるため、「女性限定のハンドマッサージ」と呼び込み、女性たちの声に耳を傾けている。
吉祥さんが仮設住宅に着いた途端、一室から「てめえこのやろう!」という怒鳴り声と大きな音がしたこともあった。妻が暴力を振るわれているらしく、その家の子どもはおどおどしていたという。
被災地には、暴力を生みやすい環境要因が増えた。大切な人や仕事を失った喪失感からのアルコールやギャンブルへの依存、夫婦が一日中顔を突き合わせていなければならない狭い仮設住宅、放射能の問題と子育てに対する夫婦の認識の相違、義理の親との望まない同居……。
吉祥さんによると特に多いのは、震災で失業した夫が義援金や東京電力の賠償金の使い道を勝手に決めてしまうケース。妻が注意すると逆上し、暴れる。生活費を使い込んで渡さないことも経済的なDVに当たる。だが妻のほうが「仕方がない」と我慢したり、「あなたがしっかりしなきゃ」と周囲から励まされることが多いという。
吉祥さんは女性に、頼れる相談先を1カ所は確保しておくことを勧める。誰かに話せば、「何か分からないけれど生きづらさを感じている女性が、『これはDVかもしれない』と気がつく第一歩になる」からだ。
× ×
これまで、大震災に関連した女性と子どもへの暴力について、公的な調査は行われていない。
性暴力問題などに取り組む被害者や看護師らでつくる「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」は、震災から半年間に、被災3県で少なくとも14件の暴力被害を把握している。報道や被災地の医療関係者からの情報、メンバーが見聞きした情報をまとめた。
地震による停電中に部屋へ侵入してきた男に女性が襲われた事件や、中学校に寝泊まりしていた女性ボランティアが襲われた事件など強姦(ごうかん)・強姦未遂が4件、強制わいせつが4件、DV2件などだ。DVの1件は、宮城県石巻市の仮設住宅で起きた。男が酒に酔った内縁の妻の顔を殴り、両手両足を縛って頭に布団をかぶせて死亡させたとして逮捕致死罪で起訴された。
代表の山本潤さんは「平時でもDVや性暴力の被害は訴えにくい。災害時はなおさら沈黙してしまう。被災者から『東北は男尊女卑の文化が根強いから仕方がない』と、あきらめにも似た言葉も聞いた。地域性に配慮した実態把握や支援をしたり、ふだんから暴力防止教育を行ったりすることが必要」と訴える。
被災地の女性支援に取り組む団体でつくる「東日本大震災女性支援ネットワーク」は3月末まで、被害情報をアンケートで集めている。隠れた被害実態をまとめ、現在、国や地域で策定が進む防災計画や復興計画に反映させようとする取り組みだ。信頼できるデータがあれば、女性が暮らしやすい避難所作りや、他人の目が届かない仮設住宅の支援などの必要性を、行政や市民に納得してもらいやすくなる。
「被害者本人か、直接被害者から話を聞いた人」の協力を呼び掛けている。情報を提供できる人は同ネットワーク調査チーム(電話03・3830・5285)まで。周囲に知られたくない人には郵送方法などを配慮する。
と言われた。
その後に襲われた別の中年女性は「やめて」と大声を上げたため、110番通報で警察が来た。しかし女性は「この年で襲われたなんて恥ずかしい。家族に迷惑がかかる」と被害届を出さず、警察の事情聴取から帰ってきた男は、同じ避難所で暮らし続けた。解決策が見いだせず、吉祥さんが男に直接抗議したところ、男は当てつけのようにズボンを脱ぎ下半身を見せた。
女性たちが声を上げないことについて、吉祥さんは「被害者や加害者、警察官、自治体職員らが全員顔見知りの中で、丸く収めたいという思いが働くのかもしれない」と推測する。
酒に酔った男性同士が避難所でケンカしているのも目撃した。避難者の女性に尋ねると「毎日です」。暴力を見せることも虐待の一種だ。ケンカの様子を子どもも見ていた。
女児からは、トイレに男性がついてくる、更衣室をのぞかれる、ひわいな言葉をかけられるなどの訴えが多かった。ボランティアの男性から「チューして」と迫られた子もいる。
× ×
昨夏までに多くの被災者が仮設住宅に移った。全国女性相談研究会が仮設住宅を巡回するようになると、10月ごろから相談内容にDVが目立ってきた。「女性相談」と掲げると人目を気にして相談できない人もいるため、「女性限定のハンドマッサージ」と呼び込み、女性たちの声に耳を傾けている。
吉祥さんが仮設住宅に着いた途端、一室から「てめえこのやろう!」という怒鳴り声と大きな音がしたこともあった。妻が暴力を振るわれているらしく、その家の子どもはおどおどしていたという。
被災地には、暴力を生みやすい環境要因が増えた。大切な人や仕事を失った喪失感からのアルコールやギャンブルへの依存、夫婦が一日中顔を突き合わせていなければならない狭い仮設住宅、放射能の問題と子育てに対する夫婦の認識の相違、義理の親との望まない同居……。
吉祥さんによると特に多いのは、震災で失業した夫が義援金や東京電力の賠償金の使い道を勝手に決めてしまうケース。妻が注意すると逆上し、暴れる。生活費を使い込んで渡さないことも経済的なDVに当たる。だが妻のほうが「仕方がない」と我慢したり、「あなたがしっかりしなきゃ」と周囲から励まされることが多いという。
吉祥さんは女性に、頼れる相談先を1カ所は確保しておくことを勧める。誰かに話せば、「何か分からないけれど生きづらさを感じている女性が、『これはDVかもしれない』と気がつく第一歩になる」からだ。
× ×
これまで、大震災に関連した女性と子どもへの暴力について、公的な調査は行われていない。
性暴力問題などに取り組む被害者や看護師らでつくる「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」は、震災から半年間に、被災3県で少なくとも14件の暴力被害を把握している。報道や被災地の医療関係者からの情報、メンバーが見聞きした情報をまとめた。
地震による停電中に部屋へ侵入してきた男に女性が襲われた事件や、中学校に寝泊まりしていた女性ボランティアが襲われた事件など強姦(ごうかん)・強姦未遂が4件、強制わいせつが4件、DV2件などだ。DVの1件は、宮城県石巻市の仮設住宅で起きた。男が酒に酔った内縁の妻の顔を殴り、両手両足を縛って頭に布団をかぶせて死亡させたとして逮捕致死罪で起訴された。
代表の山本潤さんは「平時でもDVや性暴力の被害は訴えにくい。災害時はなおさら沈黙してしまう。被災者から『東北は男尊女卑の文化が根強いから仕方がない』と、あきらめにも似た言葉も聞いた。地域性に配慮した実態把握や支援をしたり、ふだんから暴力防止教育を行ったりすることが必要」と訴える。
被災地の女性支援に取り組む団体でつくる「東日本大震災女性支援ネットワーク」は3月末まで、被害情報をアンケートで集めている。隠れた被害実態をまとめ、現在、国や地域で策定が進む防災計画や復興計画に反映させようとする取り組みだ。信頼できるデータがあれば、女性が暮らしやすい避難所作りや、他人の目が届かない仮設住宅の支援などの必要性を、行政や市民に納得してもらいやすくなる。
「被害者本人か、直接被害者から話を聞いた人」の協力を呼び掛けている。情報を提供できる人は同ネットワーク調査チーム(電話03・3830・5285)まで。周囲に知られたくない人には郵送方法などを配慮する。
この記事を読んで、わたしが驚いたのは避難所で性的被害を受けるケースが公然の秘密となり、自治体職員が「なんとなく分かっているけど、悲鳴が出ず被害の届け出もないので男女の営みに口出しできないんです」と言い、被害届がだされず、加害者男性が避難所で暮らし続けたということである。
どうなってんの!?
おかしいと思うこちらがおかしいのかと思うほどの価値観の逆転ぶり。顔見知りの文化では、声を出した方が「あんたさえ黙っていれば何もない」という圧力を受けると聞いたことがあるけれど、本当にそうなの!?
安全な環境で安心して暮らすという前提はどうなるの。
これを読んで、私たちが把握した半年間に女性に起った暴力が14件という少ない数なのにも納得がいった。抵抗の言葉さえ発せられない環境では決して声を上げられない。
加害者の行動が許されている。誰からも制止されず罰せられない状況では、被害者が増えるだけだ。変えていかなければならない。声を受け止められる社会にしたい。
東日本大震災:暮らしどうなる? 避難所、仮設での暴力防げ
◇女性、子どもに被害多く 支援団体、対策作りへ実態調査
http://mainichi.jp/select/weathernews/archive/news/2012/03/01/20120301ddm013040021000c.html
東日本大震災に関連して起きた女性や子どもたちへの暴力や性暴力が、相談支援を続けてきた団体によって少しずつ明らかになっている。支援団体は被害実態をまとめ避難所の運営指針や仮設住宅入居後の訪問支援などに生かそうと、情報を集めている。【稲田佳代】
全国女性相談研究会(東京都豊島区)は、被災地や首都圏の避難所などで女性の相談を受けてきた。会のメンバーで、ふだんは配偶者間暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)被害者の支援などに取り組む吉祥(よしざき)真佐緒さん(42)は、数々の被害を見聞きした。
福島県内のある避難所では、夜間に30〜60代の女性が襲われ性的被害を受ける事件が3件起きていたという。若い女性から「私も襲われるかもしれない。怖い」と打ち明けられ知った。気配や物音で、3人が被害にあったことは避難所の公然の秘密のようになっていた。
加害者は同じ避難所の中年の男とみられ、周囲も感づいていた。男は深酒をして酔っていることが多かった。吉祥さんは、夜間常駐する自治体職員に相談したが東日本大震災に関連して起きた女性や子どもたちへの暴力や性暴力が、相談支援を続けてきた団体によって少しずつ明らかになっている。支援団体は被害実態をまとめ避難所の運営指針や仮設住宅入居後の訪問支援などに生かそうと、情報を集めている。【稲田佳代】
全国女性相談研究会(東京都豊島区)は、被災地や首都圏の避難所などで女性の相談を受けてきた。会のメンバーで、ふだんは配偶者間暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)被害者の支援などに取り組む吉祥(よしざき)真佐緒さん(42)は、数々の被害を見聞きした。
福島県内のある避難所では、夜間に30〜60代の女性が襲われ性的被害を受ける事件が3件起きていたという。若い女性から「私も襲われるかもしれない。怖い」と打ち明けられ知った。気配や物音で、3人が被害にあったことは避難所の公然の秘密のようになっていた。
加害者は同じ避難所の中年の男とみられ、周囲も感づいていた。男は深酒をして酔っていることが多かった。吉祥さんは、夜間常駐する自治体職員に相談したが「なんとなく分かっているけど、悲鳴が出ず被害の届け出もないので男女の営みに口出しできないんです」と言われた。
その後に襲われた別の中年女性は「やめて」と大声を上げたため、110番通報で警察が来た。しかし女性は「この年で襲われたなんて恥ずかしい。家族に迷惑がかかる」と被害届を出さず、警察の事情聴取から帰ってきた男は、同じ避難所で暮らし続けた。解決策が見いだせず、吉祥さんが男に直接抗議したところ、男は当てつけのようにズボンを脱ぎ下半身を見せた。
女性たちが声を上げないことについて、吉祥さんは「被害者や加害者、警察官、自治体職員らが全員顔見知りの中で、丸く収めたいという思いが働くのかもしれない」と推測する。
酒に酔った男性同士が避難所でケンカしているのも目撃した。避難者の女性に尋ねると「毎日です」。暴力を見せることも虐待の一種だ。ケンカの様子を子どもも見ていた。
女児からは、トイレに男性がついてくる、更衣室をのぞかれる、ひわいな言葉をかけられるなどの訴えが多かった。ボランティアの男性から「チューして」と迫られた子もいる。
× ×
昨夏までに多くの被災者が仮設住宅に移った。全国女性相談研究会が仮設住宅を巡回するようになると、10月ごろから相談内容にDVが目立ってきた。「女性相談」と掲げると人目を気にして相談できない人もいるため、「女性限定のハンドマッサージ」と呼び込み、女性たちの声に耳を傾けている。
吉祥さんが仮設住宅に着いた途端、一室から「てめえこのやろう!」という怒鳴り声と大きな音がしたこともあった。妻が暴力を振るわれているらしく、その家の子どもはおどおどしていたという。
被災地には、暴力を生みやすい環境要因が増えた。大切な人や仕事を失った喪失感からのアルコールやギャンブルへの依存、夫婦が一日中顔を突き合わせていなければならない狭い仮設住宅、放射能の問題と子育てに対する夫婦の認識の相違、義理の親との望まない同居……。
吉祥さんによると特に多いのは、震災で失業した夫が義援金や東京電力の賠償金の使い道を勝手に決めてしまうケース。妻が注意すると逆上し、暴れる。生活費を使い込んで渡さないことも経済的なDVに当たる。だが妻のほうが「仕方がない」と我慢したり、「あなたがしっかりしなきゃ」と周囲から励まされることが多いという。
吉祥さんは女性に、頼れる相談先を1カ所は確保しておくことを勧める。誰かに話せば、「何か分からないけれど生きづらさを感じている女性が、『これはDVかもしれない』と気がつく第一歩になる」からだ。
× ×
これまで、大震災に関連した女性と子どもへの暴力について、公的な調査は行われていない。
性暴力問題などに取り組む被害者や看護師らでつくる「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」は、震災から半年間に、被災3県で少なくとも14件の暴力被害を把握している。報道や被災地の医療関係者からの情報、メンバーが見聞きした情報をまとめた。
地震による停電中に部屋へ侵入してきた男に女性が襲われた事件や、中学校に寝泊まりしていた女性ボランティアが襲われた事件など強姦(ごうかん)・強姦未遂が4件、強制わいせつが4件、DV2件などだ。DVの1件は、宮城県石巻市の仮設住宅で起きた。男が酒に酔った内縁の妻の顔を殴り、両手両足を縛って頭に布団をかぶせて死亡させたとして逮捕致死罪で起訴された。
代表の山本潤さんは「平時でもDVや性暴力の被害は訴えにくい。災害時はなおさら沈黙してしまう。被災者から『東北は男尊女卑の文化が根強いから仕方がない』と、あきらめにも似た言葉も聞いた。地域性に配慮した実態把握や支援をしたり、ふだんから暴力防止教育を行ったりすることが必要」と訴える。
被災地の女性支援に取り組む団体でつくる「東日本大震災女性支援ネットワーク」は3月末まで、被害情報をアンケートで集めている。隠れた被害実態をまとめ、現在、国や地域で策定が進む防災計画や復興計画に反映させようとする取り組みだ。信頼できるデータがあれば、女性が暮らしやすい避難所作りや、他人の目が届かない仮設住宅の支援などの必要性を、行政や市民に納得してもらいやすくなる。
「被害者本人か、直接被害者から話を聞いた人」の協力を呼び掛けている。情報を提供できる人は同ネットワーク調査チーム(電話03・3830・5285)まで。周囲に知られたくない人には郵送方法などを配慮する。
東日本大震災に関連して起きた女性や子どもたちへの暴力や性暴力が、相談支援を続けてきた団体によって少しずつ明らかになっている。支援団体は被害実態をまとめ避難所の運営指針や仮設住宅入居後の訪問支援などに生かそうと、情報を集めている。【稲田佳代】
全国女性相談研究会(東京都豊島区)は、被災地や首都圏の避難所などで女性の相談を受けてきた。会のメンバーで、ふだんは配偶者間暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)被害者の支援などに取り組む吉祥(よしざき)真佐緒さん(42)は、数々の被害を見聞きした。
福島県内のある避難所では、夜間に30〜60代の女性が襲われ性的被害を受ける事件が3件起きていたという。若い女性から「私も襲われるかもしれない。怖い」と打ち明けられ知った。気配や物音で、3人が被害にあったことは避難所の公然の秘密のようになっていた。
加害者は同じ避難所の中年の男とみられ、周囲も感づいていた。男は深酒をして酔っていることが多かった。吉祥さんは、夜間常駐する自治体職員に相談したが「なんとなく分かっているけど、悲鳴が出ず被害の届け出もないので男女の営みに口出しできないんです」と言われた。
その後に襲われた別の中年女性は「やめて」と大声を上げたため、110番通報で警察が来た。しかし女性は「この年で襲われたなんて恥ずかしい。家族に迷惑がかかる」と被害届を出さず、警察の事情聴取から帰ってきた男は、同じ避難所で暮らし続けた。解決策が見いだせず、吉祥さんが男に直接抗議したところ、男は当てつけのようにズボンを脱ぎ下半身を見せた。
女性たちが声を上げないことについて、吉祥さんは「被害者や加害者、警察官、自治体職員らが全員顔見知りの中で、丸く収めたいという思いが働くのかもしれない」と推測する。
酒に酔った男性同士が避難所でケンカしているのも目撃した。避難者の女性に尋ねると「毎日です」。暴力を見せることも虐待の一種だ。ケンカの様子を子どもも見ていた。
女児からは、トイレに男性がついてくる、更衣室をのぞかれる、ひわいな言葉をかけられるなどの訴えが多かった。ボランティアの男性から「チューして」と迫られた子もいる。
× ×
昨夏までに多くの被災者が仮設住宅に移った。全国女性相談研究会が仮設住宅を巡回するようになると、10月ごろから相談内容にDVが目立ってきた。「女性相談」と掲げると人目を気にして相談できない人もいるため、「女性限定のハンドマッサージ」と呼び込み、女性たちの声に耳を傾けている。
吉祥さんが仮設住宅に着いた途端、一室から「てめえこのやろう!」という怒鳴り声と大きな音がしたこともあった。妻が暴力を振るわれているらしく、その家の子どもはおどおどしていたという。
被災地には、暴力を生みやすい環境要因が増えた。大切な人や仕事を失った喪失感からのアルコールやギャンブルへの依存、夫婦が一日中顔を突き合わせていなければならない狭い仮設住宅、放射能の問題と子育てに対する夫婦の認識の相違、義理の親との望まない同居……。
吉祥さんによると特に多いのは、震災で失業した夫が義援金や東京電力の賠償金の使い道を勝手に決めてしまうケース。妻が注意すると逆上し、暴れる。生活費を使い込んで渡さないことも経済的なDVに当たる。だが妻のほうが「仕方がない」と我慢したり、「あなたがしっかりしなきゃ」と周囲から励まされることが多いという。
吉祥さんは女性に、頼れる相談先を1カ所は確保しておくことを勧める。誰かに話せば、「何か分からないけれど生きづらさを感じている女性が、『これはDVかもしれない』と気がつく第一歩になる」からだ。
× ×
これまで、大震災に関連した女性と子どもへの暴力について、公的な調査は行われていない。
性暴力問題などに取り組む被害者や看護師らでつくる「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」は、震災から半年間に、被災3県で少なくとも14件の暴力被害を把握している。報道や被災地の医療関係者からの情報、メンバーが見聞きした情報をまとめた。
地震による停電中に部屋へ侵入してきた男に女性が襲われた事件や、中学校に寝泊まりしていた女性ボランティアが襲われた事件など強姦(ごうかん)・強姦未遂が4件、強制わいせつが4件、DV2件などだ。DVの1件は、宮城県石巻市の仮設住宅で起きた。男が酒に酔った内縁の妻の顔を殴り、両手両足を縛って頭に布団をかぶせて死亡させたとして逮捕致死罪で起訴された。
代表の山本潤さんは「平時でもDVや性暴力の被害は訴えにくい。災害時はなおさら沈黙してしまう。被災者から『東北は男尊女卑の文化が根強いから仕方がない』と、あきらめにも似た言葉も聞いた。地域性に配慮した実態把握や支援をしたり、ふだんから暴力防止教育を行ったりすることが必要」と訴える。
被災地の女性支援に取り組む団体でつくる「東日本大震災女性支援ネットワーク」は3月末まで、被害情報をアンケートで集めている。隠れた被害実態をまとめ、現在、国や地域で策定が進む防災計画や復興計画に反映させようとする取り組みだ。信頼できるデータがあれば、女性が暮らしやすい避難所作りや、他人の目が届かない仮設住宅の支援などの必要性を、行政や市民に納得してもらいやすくなる。
「被害者本人か、直接被害者から話を聞いた人」の協力を呼び掛けている。情報を提供できる人は同ネットワーク調査チーム(電話03・3830・5285)まで。周囲に知られたくない人には郵送方法などを配慮する。
と言われた。
その後に襲われた別の中年女性は「やめて」と大声を上げたため、110番通報で警察が来た。しかし女性は「この年で襲われたなんて恥ずかしい。家族に迷惑がかかる」と被害届を出さず、警察の事情聴取から帰ってきた男は、同じ避難所で暮らし続けた。解決策が見いだせず、吉祥さんが男に直接抗議したところ、男は当てつけのようにズボンを脱ぎ下半身を見せた。
女性たちが声を上げないことについて、吉祥さんは「被害者や加害者、警察官、自治体職員らが全員顔見知りの中で、丸く収めたいという思いが働くのかもしれない」と推測する。
酒に酔った男性同士が避難所でケンカしているのも目撃した。避難者の女性に尋ねると「毎日です」。暴力を見せることも虐待の一種だ。ケンカの様子を子どもも見ていた。
女児からは、トイレに男性がついてくる、更衣室をのぞかれる、ひわいな言葉をかけられるなどの訴えが多かった。ボランティアの男性から「チューして」と迫られた子もいる。
× ×
昨夏までに多くの被災者が仮設住宅に移った。全国女性相談研究会が仮設住宅を巡回するようになると、10月ごろから相談内容にDVが目立ってきた。「女性相談」と掲げると人目を気にして相談できない人もいるため、「女性限定のハンドマッサージ」と呼び込み、女性たちの声に耳を傾けている。
吉祥さんが仮設住宅に着いた途端、一室から「てめえこのやろう!」という怒鳴り声と大きな音がしたこともあった。妻が暴力を振るわれているらしく、その家の子どもはおどおどしていたという。
被災地には、暴力を生みやすい環境要因が増えた。大切な人や仕事を失った喪失感からのアルコールやギャンブルへの依存、夫婦が一日中顔を突き合わせていなければならない狭い仮設住宅、放射能の問題と子育てに対する夫婦の認識の相違、義理の親との望まない同居……。
吉祥さんによると特に多いのは、震災で失業した夫が義援金や東京電力の賠償金の使い道を勝手に決めてしまうケース。妻が注意すると逆上し、暴れる。生活費を使い込んで渡さないことも経済的なDVに当たる。だが妻のほうが「仕方がない」と我慢したり、「あなたがしっかりしなきゃ」と周囲から励まされることが多いという。
吉祥さんは女性に、頼れる相談先を1カ所は確保しておくことを勧める。誰かに話せば、「何か分からないけれど生きづらさを感じている女性が、『これはDVかもしれない』と気がつく第一歩になる」からだ。
× ×
これまで、大震災に関連した女性と子どもへの暴力について、公的な調査は行われていない。
性暴力問題などに取り組む被害者や看護師らでつくる「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」は、震災から半年間に、被災3県で少なくとも14件の暴力被害を把握している。報道や被災地の医療関係者からの情報、メンバーが見聞きした情報をまとめた。
地震による停電中に部屋へ侵入してきた男に女性が襲われた事件や、中学校に寝泊まりしていた女性ボランティアが襲われた事件など強姦(ごうかん)・強姦未遂が4件、強制わいせつが4件、DV2件などだ。DVの1件は、宮城県石巻市の仮設住宅で起きた。男が酒に酔った内縁の妻の顔を殴り、両手両足を縛って頭に布団をかぶせて死亡させたとして逮捕致死罪で起訴された。
代表の山本潤さんは「平時でもDVや性暴力の被害は訴えにくい。災害時はなおさら沈黙してしまう。被災者から『東北は男尊女卑の文化が根強いから仕方がない』と、あきらめにも似た言葉も聞いた。地域性に配慮した実態把握や支援をしたり、ふだんから暴力防止教育を行ったりすることが必要」と訴える。
被災地の女性支援に取り組む団体でつくる「東日本大震災女性支援ネットワーク」は3月末まで、被害情報をアンケートで集めている。隠れた被害実態をまとめ、現在、国や地域で策定が進む防災計画や復興計画に反映させようとする取り組みだ。信頼できるデータがあれば、女性が暮らしやすい避難所作りや、他人の目が届かない仮設住宅の支援などの必要性を、行政や市民に納得してもらいやすくなる。
「被害者本人か、直接被害者から話を聞いた人」の協力を呼び掛けている。情報を提供できる人は同ネットワーク調査チーム(電話03・3830・5285)まで。周囲に知られたくない人には郵送方法などを配慮する。
被災した女性へ向けたラジオ番組「こころるラジオ」の発信
なんの間違いかブログに入れず、更新が遅くなりました。
災害時ネットで応援している「仙台ポデロサ日記」の門間さま、被災した女性へ向けたラジオ番組「こころるラジオ」の発信に向けて取り組んでいます。
誰しもそうかもしれませんが、日々の生活に追われ、自分の事を振り返る余裕がなかなかもてないもの。ラジオを聞く時間は、自分の抱えている問題、解決のチャンスをつかむ糸口になるかもしれません。
長期的な発信が必要ですし、ひもつきでない個人の寄付をお願いしたいとのこと。
みなさまよろしくお願いいたします。
2012年 02月 05日
私の所属する、被災女性サポートチーム「おとな女子3040 PROJECT」 では、
東日本大震災から1年を経た今春から、いくつかの新しい試みを始めようと動き出しています。
そのひとつが、被災した女性へ向けたラジオ番組「こころるラジオ」です。
震災から時間が経っても未だに消えないあの恐怖感。
これからのことが黒い霧で覆われ見えなくなってしまった不安感。
日に日に誰にも胸を内を語れなくなってしまってきている孤独感。
ごくごく普通に日常を送っているにも関わらず、
何か心に穴が空いたように感じてしまう虚無感。
私らしく歩こうとするその足にからまり、後ろ髪をいつまでも引っ張る、
そんなさまざまな気持ちに疲れを感じてしまっている被災女性たちへ向けて、
寄り添ったり、
「大丈夫だよ」と声をかけたり、
独りではないことを伝えたり…
そんなことをラジオを通して行っていきたいと考えています。
オンエアーは、夜寝る前の時間帯。
北は岩手県一関市近辺から宮城県全域を含め、福島県いわき市辺りまで、お聞きいただくことができます。
被災のひどかった沿岸部や各市町村の仮設住宅で聞いていただけるよう、受信エリアを検討中です。
被災女性のためのラジオ番組「こころるラジオ」にご賛同くださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご寄付のご協力をお願いいたします。
名義人;おとな女子3040PROJECT代表門間尚子 (オトナジョシサンゼロヨンゼロプロジェクト)
銀行・支店名;七十七銀行名掛丁支店
口座番号;(普)6028241
なお、ご寄付いただいた方のお名前を同チームのブログでご紹介させていただきます。
お名前のご紹介不可の方は、ニックネームをお知らせくださいませ。
お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせ・ニックネームのお知らせ先 e-mail;oj3040project@excite.co.jp
http://iigusuru.exblog.jp/17406024/
災害時ネットで応援している「仙台ポデロサ日記」の門間さま、被災した女性へ向けたラジオ番組「こころるラジオ」の発信に向けて取り組んでいます。
誰しもそうかもしれませんが、日々の生活に追われ、自分の事を振り返る余裕がなかなかもてないもの。ラジオを聞く時間は、自分の抱えている問題、解決のチャンスをつかむ糸口になるかもしれません。
長期的な発信が必要ですし、ひもつきでない個人の寄付をお願いしたいとのこと。
みなさまよろしくお願いいたします。
2012年 02月 05日
私の所属する、被災女性サポートチーム「おとな女子3040 PROJECT」 では、
東日本大震災から1年を経た今春から、いくつかの新しい試みを始めようと動き出しています。
そのひとつが、被災した女性へ向けたラジオ番組「こころるラジオ」です。
震災から時間が経っても未だに消えないあの恐怖感。
これからのことが黒い霧で覆われ見えなくなってしまった不安感。
日に日に誰にも胸を内を語れなくなってしまってきている孤独感。
ごくごく普通に日常を送っているにも関わらず、
何か心に穴が空いたように感じてしまう虚無感。
私らしく歩こうとするその足にからまり、後ろ髪をいつまでも引っ張る、
そんなさまざまな気持ちに疲れを感じてしまっている被災女性たちへ向けて、
寄り添ったり、
「大丈夫だよ」と声をかけたり、
独りではないことを伝えたり…
そんなことをラジオを通して行っていきたいと考えています。
オンエアーは、夜寝る前の時間帯。
北は岩手県一関市近辺から宮城県全域を含め、福島県いわき市辺りまで、お聞きいただくことができます。
被災のひどかった沿岸部や各市町村の仮設住宅で聞いていただけるよう、受信エリアを検討中です。
被災女性のためのラジオ番組「こころるラジオ」にご賛同くださる方がいらっしゃいましたら、ぜひご寄付のご協力をお願いいたします。
名義人;おとな女子3040PROJECT代表門間尚子 (オトナジョシサンゼロヨンゼロプロジェクト)
銀行・支店名;七十七銀行名掛丁支店
口座番号;(普)6028241
なお、ご寄付いただいた方のお名前を同チームのブログでご紹介させていただきます。
お名前のご紹介不可の方は、ニックネームをお知らせくださいませ。
お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
お問い合わせ・ニックネームのお知らせ先 e-mail;oj3040project@excite.co.jp
http://iigusuru.exblog.jp/17406024/
ネットワークの力
わたしが「災害時の性暴力・DV防止ネットワーク」をたちあげたのは、大切な友人から「絶対に何かおこるよ。何かしなきゃ」と言われたのがきっかけです。
災害時に性暴力・DVが起こりやすくなるということは、知識として学んでいましたし、何かしなきゃ・でもどうしようと思っていたところに背中を押された感じです。
でも1私人ですし、何かといっても何を?と思っていたところ
発達したソーシャルネットワークの世界が広がっていました。
ブログやメーリングリストがなかったら何もできなかったか、つながるのが遅くなりタイムリ―でなくなったと思います。
今まで知り合った人たちに片っ端からメールを送り、その人たちにまた新しい人を紹介しもらって60人6団体のネットワークを作ることができました。
まさしく網のように、ネットの一人があげてくれた情報を他の人がつなげ、適切な回答を返したり、必要な情報を発信したり、支援を探したりできたわけです。
つながる力。
でも、そのつながりを現実的に有効なものにしていくためには実際に行動していくことが必要になります。
いま、心配しているのは都市部で大規模災害がおこったらどうしよう?ということです。
東日本大震災の被災地の多くでは、地域の共同体がありました。
まだまだ支援も不十分であり、継続した支えをしていかないといけないと思いますが、同じようなことが都市部で起こったらということも考えていかないといけません。
その時に、ネット上だけでなく顔の見える支援関係をつなげていくことが必要です。人も資金も必要です。そして警察や消防などとも連携していかないといけません。
性暴力・DVの防止に関心を持ち、知識を持ち、支援体制を整えていくこと。日頃からの取り組みが求められます。
日常的に性暴力・DVの防止・被害時の支援を行い、そして災害時の対処行動を準備しておくこと。この両輪がなけば、災害時の性暴力・DVは防止できません。
どうすればいいんだろう?
と悩みますが、考えるより、行動。
実際に雨後していく中から答えを見つけていこうと思います。
災害時に性暴力・DVが起こりやすくなるということは、知識として学んでいましたし、何かしなきゃ・でもどうしようと思っていたところに背中を押された感じです。
でも1私人ですし、何かといっても何を?と思っていたところ
発達したソーシャルネットワークの世界が広がっていました。
ブログやメーリングリストがなかったら何もできなかったか、つながるのが遅くなりタイムリ―でなくなったと思います。
今まで知り合った人たちに片っ端からメールを送り、その人たちにまた新しい人を紹介しもらって60人6団体のネットワークを作ることができました。
まさしく網のように、ネットの一人があげてくれた情報を他の人がつなげ、適切な回答を返したり、必要な情報を発信したり、支援を探したりできたわけです。
つながる力。
でも、そのつながりを現実的に有効なものにしていくためには実際に行動していくことが必要になります。
いま、心配しているのは都市部で大規模災害がおこったらどうしよう?ということです。
東日本大震災の被災地の多くでは、地域の共同体がありました。
まだまだ支援も不十分であり、継続した支えをしていかないといけないと思いますが、同じようなことが都市部で起こったらということも考えていかないといけません。
その時に、ネット上だけでなく顔の見える支援関係をつなげていくことが必要です。人も資金も必要です。そして警察や消防などとも連携していかないといけません。
性暴力・DVの防止に関心を持ち、知識を持ち、支援体制を整えていくこと。日頃からの取り組みが求められます。
日常的に性暴力・DVの防止・被害時の支援を行い、そして災害時の対処行動を準備しておくこと。この両輪がなけば、災害時の性暴力・DVは防止できません。
どうすればいいんだろう?
と悩みますが、考えるより、行動。
実際に雨後していく中から答えを見つけていこうと思います。
2012年
新年が明けました。
大きな災害があった2011年。
みなさまは年明けをどのように過ごされたでしょうか。
私は友人の紹介で桑田Liveで年越しをしました。
生でなく映画館のpublic viewというリアルタイム中継ですね。
普段は行く年くる年を見て地味に茶の間ですごすのですが。
あまりサザンと縁なく育ったのですが、桑田圭祐さんは復興ライブを仙台で行ったのですね。
「哀しみの海に消えた幸せは掃らぬ人の想いを胸にいつか蘇る」
という歌詞はとても胸に響きました。
あまり政治活動と縁がない印象でしたが、冒頭では政治風刺のような歌詞も入り、誰もが自分のやるべきこと・やらなければいけないことに目を向かされた年なのではなかったかなと思います。
そして新しい年は「やるべきこと」をその通りに行動する時。
待ったなしに行動していきたいと思います。
大きな災害があった2011年。
みなさまは年明けをどのように過ごされたでしょうか。
私は友人の紹介で桑田Liveで年越しをしました。
生でなく映画館のpublic viewというリアルタイム中継ですね。
普段は行く年くる年を見て地味に茶の間ですごすのですが。
あまりサザンと縁なく育ったのですが、桑田圭祐さんは復興ライブを仙台で行ったのですね。
「哀しみの海に消えた幸せは掃らぬ人の想いを胸にいつか蘇る」
という歌詞はとても胸に響きました。
あまり政治活動と縁がない印象でしたが、冒頭では政治風刺のような歌詞も入り、誰もが自分のやるべきこと・やらなければいけないことに目を向かされた年なのではなかったかなと思います。
そして新しい年は「やるべきこと」をその通りに行動する時。
待ったなしに行動していきたいと思います。



